おりもの知識

男女の違いを端的にあらわすものとして月経があり、女性は生まれてから卵巣が生育を続け12~13歳頃に初めての月経である初潮を体験します。

月経は生理とも呼ばれ、端的に言うと古くなった子宮内膜がはがれて子宮頸管から膣を通過して外へ流れ出る現象を指します。

子宮内膜は、卵子と精子が合体する受精となった時に子宮内に着床と呼ばれる根を張る膜の事です。

一定期間に受精卵がこない場合は、妊娠が成立しなかったことになるので古い子宮内膜は月経(生理)として外へ排出され、次の妊娠機会に備えます。

月経は4週間おきに1度と言う周期で、ある年齢になり止まる閉経となるまで続きます。

月経(生理)の仕組み

月経後の子宮内は子宮内膜は剥がれ流され、次の内膜の元になる1枚の薄い細胞膜が残されます。

この膜に卵巣から分泌されるホルモンである、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンが作用してこの細胞膜を成長させ次の子宮内膜になります。

卵巣とは、妊娠に必要な卵子を包んだ多くの卵胞が格納されています。

月経が終わり次の月経が始まる2週間前に、この中から一つ大きくなった卵胞の皮が破れ、卵子が排出されますがこれを排卵と言います。

まだ小さいらんほうである原始卵胞を大豆大の成熟卵胞まで発育させるのは下垂体と呼ばれるホルモンを分泌する器官から卵胞刺激ホルモンと呼ばれるホルモンが作用します。

また、発育過程の卵胞は、卵胞ホルモンであるエストロゲンを分泌し、卵胞が成熟しエストロゲンの濃度が高まると子宮内膜の細胞が増殖し子宮内膜の厚みが増します。

更に下垂体からは黄体化ホルモンが分泌され、卵胞が破れて排卵が起こります。

排卵で卵子が排出された後の卵胞は、脂肪が充満した黄体に変化し黄体ホルモンが排出され、子宮内膜を受精卵が着床しやすい形状に変化させます。

排卵後の黄体は14日程働きますが、その後は妊娠しない限りは縮小し消滅します。

黄体ホルモンが成長させた子宮内膜は、このサイクルに合わせて排出され、生理、月経が始まります。

月経がはじまると下垂体がゴナドロピンというホルモンを排出し、次の卵胞が発育を開始します。

これらの一連のサイクルが月経の周期となります。

月経・生理がある=妊娠していない

このように女性はその体内時計により、定期的に排卵周期に沿って月経の周期を作り上げています。

この排卵周期はほぼ28日でまわってきており、毎月生理が来るようになっています。

しかし、月経が来ると言う事は排卵された卵子が受精でず子宮内膜が排出されたことを意味するので、妊娠はしていないということを表してます。

排卵日は体温が高くなる

人間には基礎体温と呼ばれる温度があり、朝起床時に婦人体温計で体温を測定した温度がその日の基礎体温となります。

毎日の基礎体温を測り、折れ線グラフで表す事であなたの排卵日がいつか、妊娠したかどうかを測定する事ができます。

排卵前の低い体温を低温相、排卵後の高い体温を高温相と言い、低温相では卵が成熟する卵胞期であり、高温相が続く時期は排卵後の黄体期となります。

排卵をすると黄体ホルモンの働きで基礎体温が、0.5度高くなります。

排卵が無いと黄体ができず黄体ホルモンが分泌されないので、高温相にはなりません。

関連記事

無月経(生理が来ない)|妊娠していない場合は卵巣・下垂体・視床下部に障害が発生している可能性

初めて月経が来ることを初潮と言いますが、日本人の初潮が来る時期の平均は12歳から13歳です。 18歳までに月経(生理)が来ない場合は原発性無月経とされ、専門医の診察を受けた方が良いでしょう。 一方で、初経はきたものの、何・・・

月経不順(生理の周期が長い・短い)通常より長いか短いかは基礎体温表をつけることで判明します。

初経から閉経までの間、妊娠中や産後の期間を除き女性は毎月排卵があり生理が起こります。 正常な月経の周期は、月経が始まった日から次の月経が始まる日までは、通常25日~38日で、39日以上の間隔で通常より期間が長い物を稀発月・・・

月経困難症と月経前緊張症|下腹部痛だけではなく、頭痛や倦怠感

月経の不快な症状は月経困難症 月経がきた時に下腹部痛や腰痛がありますがこれを生理痛と言います。 出産を経験されている方は、産後は出産前に比べ生理痛は軽くなっているかもしれません。 月経の時の様々な症状は、下腹部痛だけでは・・・
2性病検査ボタン デリケートゾーン