おりものは通常酸性であるため酸っぱい匂いがします。

また、月経前には月経血が少量漏れるため匂いが強くなるが異常ではありません。

病気が原因で、おりものが増えたり、色が変わったり、悪臭がすることがあります。

子宮膣部びらんや子宮頸管ポリープなどの場合には、おりものに血が混じっていることがあり、性病が原因だとクラミジア、トリコモナス膣炎、カンジダ膣炎のこともあります。

下記を参考に、おりものの色やニオイに注意してください。

Ⅰ:ヨーグルトのような甘い匂い

妊娠によって起きる。

妊娠により膣内には女性ホルモンのエストロゲンが増える。

エストロゲンの作用によりグリコーゲンも増えるが、このグリコーゲンが酸化され、甘い匂いとなる。

Ⅱ:強い酸っぱい匂い

疲労やストレスによっておりものが増えるために通常よりも匂いが強くなる。

Ⅲ:チーズのような匂い

膣内にはデーデルライン桿菌という菌が存在し、乳酸菌である。

デーデルライン桿菌は膣内を酸性に保ち、細菌の感染を防ぐ。

おりものが陰唇などについたままといった不衛生な状態が続くと、このデーデルライン桿菌が付着したおりものを酸化、発酵させ続け、強いチーズのような匂いを発する。

Ⅳ:生臭い匂い

細菌性膣炎が原因と考えられる。

性交によってガルドネラという細菌に感染することによっておこる。

性交のほかにも経口感染、入浴、タオルの使いまわし、母子感染などもある。

匂いの発生は、ガルドネラがタンパク質分解酵素を生成する際に起きる。

淋病においても生臭い匂いが発生する。

膣から子宮にかけ炎症が起きるため、おりものが増えることにより匂いが発生する。

Ⅴ:魚の腐ったような匂い

代表的なものとしてトリコモナス膣炎がある。

メカニズムはトリコモナスに感染するとデーデルライン桿菌を減らしてしまい、結果として他の雑菌等が増えることによって魚の腐った様な匂いを発する。

トリコモナス自体には匂いは無い。

デーデルライン桿菌を減少させる原因としては、抗生物質の服用も挙げられる。

抗生物質の副作用としてデーデルライン桿菌までも減少させてしまう。

また、過労によってホルモンバランスが乱れたり、偏食によるビタミンB群の不足や、糖尿病の罹患などによっても起こる。

Ⅵ:その他

悪臭を発する疾患は多くある。

老人性膣炎、子宮体がん、子宮頸がん、非特異性膣炎、子宮頸管炎、クラミジア感染症、膣カンジダ症などが挙げられる。

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